(終了)「中村と村上展/ザ・ギンブラート/新宿少年アート」
ドキュメント映像 上映&パーティー
2015/10/12 (月祝) 19:00-21:00

[シリーズ・検証、中村政人の視線 その1]
1989年-94年当時の日本のアートシーンを知る関係者を迎え考察

90年代前半のアートシーンを検証し、現在と未来のアートのあり方を考察するためのトークシリーズ。
当時中村と共に活動した作家、批評家、ギャラリスト等、多彩なゲストを登壇者としてお迎えします。

「中村と村上展/ザ・ギンブラート/新宿少年アート」ドキュメント映像 上映&パーティー

日 時:2015/10/12(月祝)19:00-21:00
会 場:3331 Arts Chiyoda 1階 ラウンジ
出 演:新川貴詩(美術ジャーナリスト)、パルコキノシタ(現代美術家)
映像提供:八谷和彦(メディアアーティスト)

1992年の「中村と村上展」(東京、のちに大阪)と同年の「ザ・ギンブラート」および翌年1993年の「新宿少年アート」についての貴重な映像フィルムが現存します。
当時のアーティスト仲間のうちでも最も若い世代のひとり八谷和彦氏が個人ユニット「SMTV」にてその様子をつぶさに収録していたのです。

当日はざっくばらんなラウンジでのパーティ形式をとる上映会となります。
飲み物と軽食をつまみながら、同じく当時を知る新川貴詩、パルコキノシタ両氏の絶妙なトークによる解説つきでどうぞお楽しみ下さい。

▲『新宿少年アート』八谷和彦パフォーマンス 1993年 東京 ©Masato Nakamura

1994年の新宿少年アートにて《新宿少年テレビ》と題してカメラ、トランスミッタ、ビデオを持って4/23の新宿少年アートの実況放送と記録を行った八谷和彦氏。

▲中村と村上展 1992 年 大阪 Photo by Kazuo Fukunaga

▲『THE GINBURART』スモールヴィレッジセンターパフォーマンス 1993年 東京 ©Masato Nakamura

《出演者プロフィール》

新川貴詩(美術ジャーナリスト)
1967年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院情報通信専攻修了。
出版社に勤務した後、執筆活動を開始。新聞や雑誌に主に現代美術に関する文章を発表。主な著書に『残像にインストール 舞台美術という表現』(光琳社)、主な編書に『蓬莱山 蔡國強と大地の芸術祭の15年』(現代企画室)などがある。著述業に加え、展覧会企画やワークショップ講師、編集者、学校教員なども務める。

パルコキノシタ(現代美術家)
1965年徳島生まれ。漫画家、現代美術家。小中高の教師を経てイラストレーターに転向、月刊漫画ガロで漫画家デビュー。 小学生を対象にしたワークショップや、ベネチアビエンナーレ、ドクメンタでの国際展にてゲリラパフォーマンスを行うなど、軽いフットワークと柔らか頭で世界を突進中。 教育と美術の研究も。昭和40年会会員。

《映像提供者プロフィール》*当日会場にはおりません。

八谷和彦(メディアアーティスト)
1966年4月18日(発明の日)生まれの発明系アーティスト。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)画像設計学科卒業、コンサルティング会社勤務。その後(株)PetWORKsを設立。現在にいたる。作品に《視聴覚交換マシン》や《ポストペット》などのコミュニケーションツールや、ジェットエンジン付きスケートボード《エアボード》やメーヴェの実機を作ってみるプロジェクト《オープンスカイ》などがあり、作品は機能をもった装置であることが多い。

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